無職生活は人と会うことも極端になくなり、やる気も出ない…ダラダラしてしまいがち。
仕事しているときはフルタイムであれば最低8時間拘束されますが、無職になるとそんな時間がすべて自由にできる時間になります。
無職生活は朝何時に起きてもいい。毎日同じ時間に起きて帰ってくる仕事もない。無職は自由すぎて自制することができなくなり、ダラダラと過ごしてしまいます。
やる気が出ない…そんな無職生活の過ごし方について考えていきます。
離職はストレス大!無職になった自分を受け入れてあげる
仕事を失うストレスは大きいです。人生の中で大きなストレスとなるイベントである離職、仕事を失ったストレス度合を数値化した研究があります。
研究によると配偶者の死を100とすると、離婚が73、けがや病気が53、職を失うストレスは47と言われています。
人生の大きなイベントの中でも仕事を失うということは、大きなストレスがかかることになります。
離職理由は様々あると思いますが、無職になった自分は仕事ができないからとか社会に上手く馴染めなかったとかネガティブな思考になりがち。
無職になった自分というのは受け入れがたいもの。そんな自分に問いをしてみてください。
無職でネガティブになっている、そんな自分を受け入れられていますか?
もし自分自身を受け入れられていないのなら、そんな自分を自覚しましょう。無職でダメ人間だなぁーと思っていると現状の自分を認めてあげる。
離職したことが悪いことで自分自身を攻めすぎないこと。仕事を失ったこれからについて考えていくことが大切。
もし仕事を失ってしまった自分を責めてしまったり、ネガティブになってしまっていたら、そんな自分自身を受け入れることから始めてみましょう。
無職期間もダラダラせず、毎朝同じ時間に起きてスーツを着て出掛ける
無職になると朝同じ時間に起きる必要もありません。外に出ることが少なくなり日を浴びる時間も少なくなり、睡眠サイクルが夜型になっていきます。
すると生活も不規則になりだんだん働く気力ややる気もなくなってしまう。
仕事をしている時のように朝はしっかりと同じ時間に起きるようにする。仕事してなくてもスーツを着てビジネスマンに混じって外を出歩いてみる。
働いている人達と同じように朝起きて支度して外出する。外に出ることで無職の疎外感が和らぎます。仕事に対する意欲低下を防ぎ、スーツを着ることで気持ちも引き締まります。
転職面接はたくさんの会社を見るチャンス!可能性を広げて考えよう
新卒の就職活動と社会人になってからの転職活動の大きな違いは社会経験。会社で働いてきて、社会に仕組み・経済がどう成り立っているのかといった視点が学生に比べて大きく異なります。
学生時代の就職活動ではネームバリューで選んだり、知っているメーカーだからという理由で応募したり、面接する企業の幅も限られている。社会経験を積んだ転職活動だからこそ、どんな会社で働くことが自分にとって一番良いのか見極める力は身に付いています。
自分にはなにが出来て何ができないのか、社会経験から自己理解も深まります。企業を選ぶ基準も大きく異なり全く違う分野に興味が出てくるかもしれません。
たくさんの企業・仕事を知ることは自分の可能性を広げることにもなります。1つの会社・業界でしか働いたことがなければ、経験のある業界以外でも応募してみましょう。全く違う分野に応募してみることで違う世界が広がります。
たくさんの会社の内部に入り、話を聞ける機会はそうそうないです。このチャンスは無職生活の今だからこそです!まずは企業へ応募してみましょう。
無職の悩みは…図書館にこれからの人生のヒントがある
本には人が抱える悩みや問題に対するヒントがあります。本には私たちがより良く生きるためのデータや知恵が詰まっており、先人たちが本に記してくれています。
無職になった際の具体的な転職活動方法であったり、全く別の生き方をしてきた人の価値観に触れてみたり。本を書いた著者の深い部分での考えや価値観が書かれているものが多いです。
著者の生き方や考えを参考にし、今後の人生どうやって生きたいのか、自己理解を深めるためのヒントになります。
もし無職になって悩んだときは図書館へ行き、今自分が欲している最高の一冊を見つけてください。
無職は人生の転機!将来を考える貴重な時間
キャリア理論家にウィリアム・ブリッジズがいます。「人生は転機(トランジション)の連続である」と言っています。
トランジションとは3段階に分かれます。
終わり(何かが終わる)⇒ニュートラル・ゾーン⇒始まり(何かが始まる)
仕事を辞めた時が「終わり」。これまでの人間関係や慣習や行動パターンからいったん離れます。この時期は迷い心理的不安も大きい。
「ニュートラル・ゾーン」が無職期間。一人の時間を使い、自己の内面と向き合い今後の自分の方向性を見出していく大切な時期。これまでの古い考えの自分から、新たな自己を確立し自己変容という内的活動をする。
「始まり」は新たな職場や人間関係が始まるとき。「始まり」に対して心理的な抵抗が伴う。ニュートラル・ゾーンで自己と向き合い、始まりに対しては敏感になりすぎず行動することが大切。
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無職は人生のターニングポイント、前向きに人生を選択しよう!
仕事してるときは理不尽なことやストレスに押しつぶされることがある。無職になることで仕事のストレスからは解放されるので、そんなときに自分を客観的にみていきます。
無職という時間は人生の大きなターニングポイント。周りに人の目や声が気になるかもしれません。しかし自分の人生なので自分の心を大切にしてこれからの道を見据えてみます。
自分がどんな人生を歩みたいのか?無職の貴重な時間を使って考えてみる。
既存の選択肢意外にも色々と視野を広げて考えてみて、自分にとっての最良の選択ができるようにしましょう。
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