本当に安い?スーパーマーケット「フェルナ」に行ってみた
フェルナというスーパーマーケットをご存知でしょうか?
愛知県を中心とした東海地区にスーパーマーケットを展開するカネスエ。そのカネスエの新しい業態のスーパーマーケットがフェルナ。
近隣に新しく店舗ができたため行ってみました。店内を見た感じはスゴくシンプルな印象。品揃えは大型スーパーと比べると多くはないですが、なんといっても価格が安い。
今までのスーパーマーケットとはなにか雰囲気が違うなーと感じました。お店のつくりやレジシステムが既存のスーパーとは違うよう。
そんなスーパーマーケットフェルナについてまとめていきます。
フェルナとは
愛知県一宮市に本社を置く株式会社カネスエの新業態がフェルナ。カネスエは愛知県一宮市を中心に尾張地区に出店しており、フェルナは愛知県の三河地区よりに出店しているようです。
お客様の「近くにある利便性」、「買いやすさ」を追及した、小型の店舗です。
日常必需品を常に取り揃え常にお値打ち価格で、地域の皆様にご提供しています。
スーパーマーケットにしては店内は小さい印象。品数は大型店と比べると少ないかもしれません。種類は少ないですが日用品や食品も含め十分商品はそろっていると思います。やはり価格は非常に安いなーと感じます。
カート利用のみで買い物かごがない
『カートをご利用ください。当店はお買い物清算システムになっております。』
買い物かごというものがなく、買い物用カートのみがあります。
買い物かごを置くスペースも必要なく、店内もスッキリとした印象。
一般的なスーパーのレジを比較
【フェルナのレジ】
●バーコードを読み取る⇒レジスタッフ
●清算⇒自動レジ
【セルフレジ】
●バーコードを読み取る⇒セルフ
●清算⇒自動レジ
【一般的なスーパー】
●バーコードを読み取る⇒レジスタッフ
●清算⇒レジスタッフ
バーコードを読み取るのはレジスタッフの方が早い
セルフレジでは、高齢者はバーコードを読み取るのに手間取っている様子を見たことがある人も多いと思います。
バーコード読み取りから、精算までを全てセルフにせず、精算のみセルフにする。
その結果、小さい店舗でも、最小限のレジ数にして、最大限効率的に利用者を回せるよな仕組みにしたのだと思いました。
また、精算時のヒューマンエラーが発生防止の意味も込め、精算は機械にしているのだと思いました。
レジ待ちの時間を少なくでき、利用者にとっても、メリットがあると思います。
フェルナ商品数は少ない、、だから安い
店内を見まわしてみると商品の種類が少ない印象。
また、近隣の別店舗に行っても同じような品揃えでした。
同一商品をたくさん仕入れることで、単価を安くできる。また品数が少ない分、管理コストも省ける。
結果、価格に反映でき、利用者のメリットにつながるのだと思いました。
安く提供するために
他にもお値打ちに販売するために、こんなこともうたっています。
- 特売チラシをなくしました。
- お買い物袋持参を推奨しております。
- ペットボトル、トレーの回収は行っておりません。
チラシを打たず、広告宣伝費をカット。
ペットボトルやトレーの回収ボックスも置かない。
スーパーの役割は良いものを安く提供すること。
必要ないものは徹底してやめる。
フェルナの企業努力が垣間見えました。
効率化が進む時代
利用者としては価格が安くなるのは嬉しいことだろう。
しかし、働く側としては、どの企業でも無駄なものは削減、効率化されドライな社会になっている気もする。
本当に必要なものを取捨選択していく時代になるのだろう。
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